inode の総数や残数はを確認：
# df -i
inode の総数は、ファイルシステム作成時にブロックサイズと inode 比率により決定される。その後 inode の総数を変更することはできないが、ファイルシステム作成時に、ブロックサイズや inode 比率を指定することで、あらかじめ inode 総数を調整することができる。
次のコマンドは、最小ブロックサイズ 1024 Bytes、及び、最小 inode 比率1024 Bytes/inode を指定している。このコマンドにより、そのファイルシステ ムの inode 総数を最大にすることができる。この場合、ブロックサイズが1024 Bytes であるため、このファイルシステムではファイルサイズの上限が約16GB に制限される。
# mke2fs -b 1024 -i 1024 <デバイス名>
実行例：
# umount /home
# mkfs.ext4 -b 1024 -i 1024 /dev/vda3
# mount /home