JavaScriptの場合、明示的に型紙となるクラスを定義する必要はない。
あらかじめシステムで用意された型紙の集合が有り、またObjectというオブジェクトを利用して自分でもクラスにそうとするものを作ることは出来るが、途中で「プロパティ」を追加して、型紙を動的に拡張することができる。
他のプログラミング言語においては「オブジェクト」という言葉で型紙(クラス)から生成したインスタンスを表すものとして使われることが多いが、JavaScriptでは明示的にクラスが使われないため「オブジェクト」という言葉が「あらかじめ用意されている型紙」と「その型紙から生成されたインスタンス」のどちらの意味でも使われることがある。